毎日死にたいと思って生きている

私は基本、毎日死にたいと思って生きている。

その原因は境界知能だ。

IQ70しかないので、普通の人が当たり前に出来ることが私には出来ない。

特にイレギュラーな出来事が苦手で、ちょっとでもいつもと違うことが起きると、途端にパニックになる。

今何が起きてるかわからない。

相手の言っていることがわからない。

どう対処したらいいかわからない。

わからないことをどうやって聞いたらいいかわからない。

やっと質問出来ても「ググレカス」と言われる。

どうやら世間一般の人たちは、調べれば解決するのが当たり前のようだ。


わからない。
うまく出来ない。
人より劣っている。

これが原因でいつもこの世から消えたくなる。

私の友人にADHDの人がいて、その人はいつも気が散っていて、毎日のように物を無くしている。

スマホがない、鍵がない、財布がない、バッグがない。

気がつくといつも物を紛失している。

彼も死にたいと言っていた。

この世界は自分には厳しすぎると。


全く同感。

私も毎日パニックになりながら、苦しい日々を生きている。

でもそんな自分を表に出したことはないし、私が境界知能であることを知っているのは、通院している精神科の医師とスタッフさんだけだ。

境界知能だから出来ない。
境界知能だからわからない。

そんなものは理由にすらならない。

みんなが羨ましい。

当たり前のことを当たり前に理解出来る人たちが。

頭が良くなりたいと思ったことはない。

ただ、人並みにIQ100は欲しかった。


ADHDの友人と話した。

「自分がやらかした後始末だけで一日が終わる」と。

本当にそう。

みんなが楽しそうに人生を過ごしている間、私たちは無くしたものを探す時間や起きたトラブルの対処方法を探して、ずっと右往左往している。

つらい。
ただただつらい。

同じような人、他にもいますか?

境界知能で死にたくなった人いますか?


ここに私の場合、パーソナリティ障害や愛着障害、強迫性障害、パニック障害など色々なものがさらに重なっている。

もし自分が必要があって境界知能を選んで生まれてきたとしたら、その目的は何?

ようやく今になって少しずつ掘り下げ始めた。

道のりは長いけど、生きている間に絶対に私はこの問題を解決していく。


※ちなみに「ググレカス」は知的に問題がある人にとっては凶器のような言葉になります。

まるでナイフで胸をえぐられたような鋭い痛みを伴うので、安易に言われると体ごとフリーズします。

「そんなもの調べればわかるでしょ」は自分だけの、もしくはIQ100以上ある人のモノサシであり基準です。


昔、ある方のネット私塾に入っていた時、生徒さんで「ファイルの解凍の仕方がわかりません」と困って質問していた方がいました。

パソコンを使える人ならファイルの解凍なんて初歩的なスキルかもしれませんが、こういうのがわからない人もたくさんいます。

そんな時、その塾の塾長さんはそのたった一人の生徒さんのために、ファイルの解凍方法を動画に撮ってアップし、丁寧にサポートされていました。

それを見て心底感動したのを覚えています。

世の中には当たり前のことが出来ない人がいることも知っている。

これが本当に頭の良い人なのではないかなと私は思います。


こんな理由もあり、私はいつの間にかサポートが特技になりました。

自分が調べてもわからなくて何度も困ってきたから、わからない人の気持ちが誰よりわかるのです。

みんなが当たり前に出来ている事を自分は出来なくて、調べてもわからなくて、「ググレカス」とか「チャッピーに聞けよ」と罵られた時のあの目の前が真っ暗になる感じ。

何度経験しても慣れるものではないです。

よくIQが20も違うと会話が全く成立しないと言われますが、それは本当にそうだと思います。


「調べればわかることを質問するな」

これは境界知能の人が言われて凄くつらいことの一つですが、ADHDの人は「物を無くさないようにちゃんと管理しておけばいいじゃん」が言われてつらい言葉だそうです。

それが出来たら苦労してないんですから。

人はどこまでいっても自分の基準でモノを見る生き物である。

私もそうであるからこそ、ここは生涯意識して直していきたいし、全く違う基準を持っている人も
理解出来るような自分でありたいと改めて思っています。