馬鹿とは関わりたくない

「馬鹿とは関わりたくない」

久しぶりに聞きましたね、この台詞(笑)

私は最近、内観コミュニティに入り浸ってることが多いので、そちらではこういう発言をする人が皆無なので、久しぶりに内観以外のコミュニティで、この発言を聞いて笑ってしまいました。

だってこの発言、典型的な見下しなんですよね。


相手に対して馬鹿だとか幼稚だとか薄っぺらい人間だとか、そういう発言をする人って、基本的に人を見下してるんです。

相手を馬鹿扱いして、この人は自分よりもレベルの低い下の人間だと見下すことで、逆に自分の価値を上げることが出来るからです。

こんなにわかりやすい典型的な見下しパターンを見るのが久しぶりだったので、逆に新鮮でしたね。


何故なら、この見下しは内観において一番最初に直すべきところだからです。

自分と真剣に向き合った事がある人は、まずこの見下しを直していくので、そうすると人に対して、馬鹿とか幼稚だとか薄っぺらいなんて言葉を一切言わなくなるからです。

私もここは6年前に徹底的にやって直したところだったので、「馬鹿とは関わりたくない」というある方の発言を聞いて、「やってんなー!!」と昔の自分を思い出しつつ、懐かしく観察していました(笑)


見下しって、やってる本人は無意識なので自分では気付いていないんだけれど、本当に恥ずかしいのですぐに直した方がいいです。

人間をみんな対等に見れるようになったら、この世に馬鹿な人なんて一人もいなくなりますので。