私は自分が人生で抱えている問題を長く保留にしたことにより地獄を見た人間なので、基本的によほどの理由がない限り、問題を保留、先送りにすることを勧めてはいない。
何故なら問題をペンディングすることの本当の意味、怖さは人生がどん底まで落ちた時に初めてわかるのだけど、本当にどん底まで落ちてから気付いた時には、もう手遅れになっている問題も存在するからだ。
特に今のような生成AIで簡単に答えを聞ける時代に、わざわざ問題を先送りにする理由は全くなく、むしろサクッと解決策をAIに教えてもらって問題を早急に解決し、残りの人生は何の憂いも引っかかりもない晴れやかな心の状態で生きていった方が圧倒的に幸せになれる。
喉に刺さった魚の骨を自然に取れるまで放置する間のあの違和感に耐えるのと、さっさと病院に行って、医者に取ってもらった方が早くラクになれるのと同じことだ。
そして何と言っても、問題をペンディングすることのデメリットは、問題を先送りにすることで、潜在的なストレスや人に言えない深いコンプレックスを抱えて、それらを隠しながら生きていく期間が長くなること。
これが最大のデメリットになる。
では、ペンディングしてもいい問題とダメな問題はどうやって分けるのか。
これはもう単純で、
ペンディングしてもいいものは人生の最後に答えが出ればいいもの
ダメなものはその問題を保留にしたことによって後悔する可能性のあるもの
この分け方で問題ない。
人生の最後に答えが出ればいいものとはつまり、どれだけ考えてもわからないような哲学的な問いのことであり、その他の物理的に解決出来る問題は、全て保留にしたことによって後悔する可能性のあるものに該当する。
今まで問題を先送りにしたことにより結果後悔し、数え切れないほどの「もっと早くにやっておけば良かった」という台詞を聞いてきたからこそ、その問題は本当に先送りにしたままでいいのか?は本当に真剣に考えて欲しいと思っている。
そして特に重要なのは、この世で人間が悩むほぼ全ての問題は、先に同じことで悩んでそれを解決した人が存在しており、我々が生きているうちに遭遇する問題は、その問題を先に経験した人によって、すでに答えや解決法が存在しているということだ。
であれば、尚更ペンディングする必要などなく、すでに存在しているその答えや解決法を1秒でも早く知り、今この瞬間に解決してしまった方が残りの人生がとても豊かで幸せなものになる。
それをせずに、ずっと同じ問題を抱え続けて、そのストレスを自分に与え続けている事の方がよっぽど意味のない無駄な時間ではないかと私は思っている。
