私には内観のお師匠さんが3人いますが、そのうち2人が今盛大に狂っています(笑)
1人は今まで自分が信じてやってきたことに自信がなくなり、路頭に迷った結果、今完全に新しい道を迷走しながら模索しています。
そしてもう1人は、自分を徹底的に整えるということをやり過ぎた結果、何の欲もなくなり、まるで悟りを開いたかのような状態になり、その結果今引きこもりになっています。
でも実はこれは想定内だったので、だからこそ私は師匠を1人に限定せずに、わざわざ3人選んでいました。
もう1人は自分の生きる目的をひたすら邁進していますので、全く問題ありません。
ではなぜこれが想定内だったか。
実は内観をある一定レベル以上やり進めると、燃え尽き症候群のような状態になります。
自分自身がしっかり整って、何のバグもなく、全て満たされて幸せで、人生何もかも思い通り。
そういう悟り的なゾーンに入ると、人間は神の手によって「あなたの生きる道はそっちではない」
と強引に引き戻される現象が起きます。
そして私も実はこれを1度経験しているのです。
ここからハッキリ言えるのは、常に地に足のついた極めて現実的な世界を人間として生きていないと逆に苦しくなるということです。
脳を整えすぎると、深いゾーンに入りすぎると、潜在意識にアクセスしすぎると起こる一種の好転反応のようなものかもしれません。
ただこの2人のお師匠さんたちも、今一時的にふわーっとしている状態ですが、元々かなり深いレベルまで人間を掘り下げている人たちなので、すぐに復活して戻ってくると思います。
重要なのは、どれだけ内観をやっても所詮、人間は人間であるということです。
完璧な何かにはなれないし、ましてや神様になんてなれないし、完成された何者かにもなれなければ、全知全能なども手に入れられないわけです。
この「人間である」という事実を忘れた時、人はおかしくなるように思います。
なので私はそっちの方向に行かないように常に気を付けています。
悟りなんて人間であることを放棄する行いだと思ってますから、私はそういうものは一切目指しません。
どこまでも人間として生きる。
実は今回狂ってしまった2人のお師匠さんは、この一年くらい人間とはかけ離れた遠い世界にいたように感じていました。
2人とも素晴らしい方ですが、こういう時私は師匠からそっと距離を置いています。
そして師匠も別にずっと固定である必要はなく、定期的に変えてもいいものなので、私もこれからも必要があれば変えていくつもりです。
とにかく師匠、メンターを選ぶ時はどこまでも人間らしい人であるか。
これはとても重要なポイントなので、参考にしてください。
