自己開示が出来ない人

自己開示をほとんどしない人っています。

でもこれって正確に言うと、「しない」んじゃなくて「出来ない」んです。

私は内観を始めてからこの7年間で、必死に自分と向き合って自分を変えてきた人を1000人以上現場(グループカウンセリングや内観コミュニティなど)で見てきましたが、その中で自己開示が出来ない人というのは、一人の例外もなく自分を開示出来ない理由を持っていました。

それは「自分のことを人に知られたくない」という強い恐怖心です。


そして、自己開示が出来ない人はこれも一人の例外もなく、表の自分と裏の自分が別人だったんです。

つまり表向きのイメージをあまりにも作り込みすぎて、もう本当の自分が出せないんですよね。

だから何一つ開示出来ない。

うっかり自分のことを喋ったら、そこからさらに詮索されそうで怖いから。

私も昔は一切自己開示が出来ない人で、「相手から何か聞かれれば答えるけど、聞かれなければ何も喋らない」というスタンスを貫いていた人だったんです。


例えば「どんなテレビが好き?」とか「おすすめの本は?」みたいな質問にすら答えなかった。

何か理由をつけて濁すんですよね。

おすすめの本なんか、素直にタイトルを言えばいいだけなのに。

それが出来なかった。

「言わない」んじゃなくて「言えない」

そこに言えない理由があるんです。


で、私と同じように自己開示が出来ない人たちをたくさん見てきて思ったのは、結局自分に嘘をついて生きているから、自分を出せないんだってこと。

つまりやましい事があるってことなんです。

ちなみに自分のことをどれくらい開示しないかって言うと、出身地とか出身校とか家族構成とか友達の話、恋愛経験、好きな音楽、どこに住んでるかとか趣味とか。

もう全く喋りません。

全部秘密主義なんですよ。


で、私もひたすら自分と向き合って自己受容が出来るようになって、普通に自己開示が出来るようになった時、自分を出せるってこんなにラクなのかと思ったんですよね。

自己開示が普通に出来る人って一切秘密なんてなく、自分の事は何でも喋るので、基本いつも自分語りなんです。

昔の私は自分語りをしている人って気持ち悪いと思っていた。

でも気持ち悪いのは私の方だったんです。

「しない」んじゃなくて「出来ない」

「言わない」んじゃなくて「言えない」

嘘をついて生きている。

やましい事がある。


この自己開示が出来ない人の本当の理由、心の闇って何だと思います?

例えば、仕事上の質問はOKでもプライベートな質問は一切NGの人っているんです。

これ何でだと思います?

今日は答えを書かないので、自分なりに考えてみてください。

ヒントを言うと、あえて自分を開示しない方がいい理由があるということです。


で、これは私の経験上ですが、自己開示が出来ない人は表の自分と裏の自分が全く別人くらい違うので、あまり信用しない方がいいということです。

一見良さそうな人に見えても、裏では別人であり、自分を素直に開示出来ないだけの心の問題を抱えています。

やたらと自分のことを隠す。

プライベートは常に謎に包まれている。

出してもいいところだけ出す。

このタイプの人で、まともな人は一人もいなかったです(過去の私も含む)。

隠すには隠すだけの理由があるというところを是非掘り下げてみてください。