この人より他に凄い人はいないというのも思い込みで、その先入観を持っていると、この世界にたくさんいる凄い人たちに出会う機会がなくなってしまう。
私もかつては、一人の人を師とすることにより、それ以外の外の世界が全く見えなくなっていたことがあった。
この人から聞く話が唯一無二であり、他にこれ以上面白い話をしてくれる人はいない。
ずっとそう信じていた。
でも、ある時その制限が外れ、外の世界を見てみた時、実は周りに面白い人がたくさんいたことに気付いた。
視野の狭さからくる機会損失。
自分がたった一つに絞っていた眼鏡を外して、世の中に出回っているものたちを見渡すと、実はとんでもなく凄い人や面白い人がたくさんいたという当たり前の事実に気付き、私は本当に長く無駄な時間を過ごしてしまったと思った。
何て言うんだろう。
ある意味信者的な、妄信的にたった一人の人を信じる人は危ない。
私は自分の経験からそう確信している。
かつて私がそうだったように、自分が本当に狭い世界にいたことを後悔したから。
だから若い人には、たくさんの素晴らしい人たちに触れ、視野を広く持ち、決して一つのものに凝り固まらないで欲しいと思っている。
