信じていたものを捨ててみた

信じていたものが音を立てて崩れていく瞬間。

この体験をするのは何度目だろう。

この人の教えこそが真理だといつから思い込んだのかわからないが、自分が絶対的だと信じていた存在に絶望し、見切りをつける瞬間が人生にはある。

世界には色々な考え方があるとは知っていたが、私は一つの見方に凝り固まる癖があり、随分と狭い世界に自分を閉じ込めていたようだ。

自分の中にある呪いを溶かしていく瞬間、世界の色が変わる。

目が覚める。
洗脳が解ける。

信じていたものを捨てる。

そうしてあえて距離を置いてみたら、自分がずっといたその世界は、完全に淀みきってとても異常な世界だった。